アンダーすっきり加工とは
度の強い眼鏡を掛けた時のレンズの厚みやウズ、そして、顔の輪郭線への食い込み。
これは強度のかたなら、皆さん経験のある悩みです。
こんな悩みを少しでも軽減できないか、と考え出されたのが、ウスカルフレームですが、レンズとウスカルフレームの組合わせでいい感じにすっきりしたメガネに、アンダーすっきり加工を施すと、レンズ下縁の白い反射やウズが減り、更にすっきりした感じになります。
白い反射やウズを減らすことで、外見的な厚み感を減らすことが出来るのです。
ウスカル会ホームページ「アンダーすっきり加工の部屋」より
同じメガネでも、レンズの厚みが目立ちにくくなるウラワザとは？
アンダーすっきり加工について
度数の強いメガネにおける外見的なレンズの厚み感には大きくわけて、主として３とおりあります。
①斜め横から装用者のメガネを見た場合の、耳側や鼻側の白い全反射やウズ
②正面や正面やや上から装用者のメガネを見た場合の、レンズ下縁の白い反射やウズ
③ま横から装用者のメガネを見た場合の、鼻側や耳側におけるレンズのはみ出し
このうちの、③については、実際のところ、装用者自身が気にするほどには目立ちません。
ですから、この厚みを減らそうとして、耳側や鼻側を大きく斜めにカットするやりかたは、感心できません。
肝心の正面から見られた場合の見え方において、その部分が全反射して厚み感が非常に強く感じられてしまうからです。
①は、強度近視になるとかなり目立ちますが、これについては、ウスカル枠を使用することにより相当に減らすことができます。
②については、ウスカル枠を使うだけでは無理ですが、本会の会員店の多くが実施するアンダーすっきり加工により白い全反射をかなり減らすことができます。
当店では強度近視レンズに限らず、少しでも、レンズ下縁の白い反射やウズが減って、外見的な厚み感が減る効果がある場合は、アンダーすっきり加工を施しています。
アンダーすっきり加工とは、レンズの下縁の白い反射を目立ちにくくする技法のことで、この技法はウスカル会代表の岡本隆博氏が考案し、かなり以前に「日本眼鏡技術研究会雑誌」で発表されたものです。
アンダーすっきり加工例
玉型サイズ：49
度数：左右とも S-5.75 C-0.75軸180度
ンズ：屈折率1.50ガラス
フレーム：ウスカリズム
玉型サイズ：40
度数：左右とも S-5.75 C-0.75軸180度
レンズ：屈折率1.50ガラス
関連情報
更に詳しくは→「アンダーすっきり加工の部屋」へ