一山メガネとは?
簡単に言うと、鼻パッドがないメガネの事です。
今、世界中に流通している金属フレームのほとんどが、プラスチックのパッドが鼻の両横に当たるように作られていますが、戦前の日本の金属枠はすべて一山(いちやま)という名前の、ブリッジ(左右のレンズを橋渡ししている部分)そのものを鼻梁に乗せて掛けるメガネでした。
それが一山メガネです。
レンズと目の間の距離を変えられる鼻パッドはとても便利ですが、レトロ感があって、鼻当てのないすっきりした外観の一山メガネは根強い人気があります。
また、鼻当てがないので、もちろんのことですが、鼻当ての変形の心配がありません。
日本人に向く一山メガネとは
ところが、この一山メガネは、 パッドつきのものとは違って、 眼とレンズの間隔を調整する事が出来ず、日本人が掛けるとレンズと眼の間隔が短すぎたり、 逆に長すぎたりのどちらかになるものが多く、丁度よく掛けられるものが
非常に少ないのが実情です。
掛けてみて、うまく鼻にのらなくてがっかりして諦めたかたも多いのではないでしょうか?
そんなかたに朗報です。
当店では、日本人が掛けて、眼とレンズの間隔が程よい状態になる「一山メガネ研究会」が企画設計製作した一山メガネを多数取り揃えました。
今まで、鼻が低いから一山メガネは無理だ、とか、あるいは、鼻根が高いので一山メガネをかけたらレンズが 前に行き過ぎてしまう、と諦めていたかたも、ぜひもう一度一山メガネに挑戦してみてはいかがでしょうか?
ブリッジキャップとは?
一山メガネ研究会が企画設計製作した一山メガネでも、鼻が低くてもう少し高さが足りない、まつ毛が当たってもう少し高さを出したい、というかたには、ブリッジキャップがありますので、それを付けることで、高さの調節が可能です。
写真は一山メガネ研究会から ↑
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ニギリツブとは?
従来のブリッジキャップに加えて、この度、「ニギリツブ」が登場しました!
『ほとんどすべての一山メガネに付けられるプラスチックパッド』として開発された「ニギリツブ」。
これまでのブリッジキャップよりもブリッジの収まる溝が幅広で、深くなっており、取り付けたら、ヒーターで温めて、その名の通り「握りつぶ」してやれば、ほとんどの一山ブリッジで固定が可能です。
適合するブリッジキャップがなく、残念な思いをされていたかたは、一度、ニギリツブお試し下さい。
関連情報
一山メガネにもアンダーすっきり加工を!
中等度以上の近視の場合、レンズの上や下の縁に厚みが増してきて普通の加工では、特にレンズ下縁の白い全反射が目立って、最近多い天地が浅めのメガネの場合よりも、外見的な厚み感が増えてしまいます。
普通では目立つ、このレンズ下縁の白い全反射をアンダーすっきり加工でかなり減らすことができます。
すっきりとした外観の一山メガネをさらにすっきりと!
当店はアンダーすっきり加工実施店です。
アンダーすっきり加工のページ
一山メガネにも跳ね上げ偏光サングラスを!
当店ではお使いの一山メガネにぴったりのオーダーメイド跳ね上げ偏光サングラスをお作りいたします。
クリップオンサングラスのページ
シンプルでレトロといえば、丸メガネで一山も多数取り揃えております。
一山メガネについてもっと知りたい方は→ 一山メガネ研究会のサイトへ