■上から見た頭の形


ネットの画像検索で見ると、人間の頭はこんな風になっているようです。




https://www.ahsjapan.com/remolding-helmet/

画像を見てもわかるように、人の頭が斜めになる場合、決して規則性がないわけではなく、長方形が平行四辺形になるようなイメージだと思います。

目でも乱視の多くは正乱視であるように。
しかし、不正乱視もあることを考えると、100%平行四辺形に斜めになるということではないと思いますが。
(関連が微妙?)


そこで、成人男性の少し大きめの頭の人を例にとって図を描いてみました。
寸法は顔幅測定器を使ってはかりました。

・頭の幅:165ミリ
・頭の前後の幅:195ミリ
・瞳孔間距離:70ミリ

右眼が出ていることを想定しました。


このような場合に、私の場合は出ている右テンプルのほうの角度(図では75度になっている)を狭めて、左テンプルの幅を広げる(図では105度になっている)感じでフィッティングしています。
右テンプルの狭め方は、フレームによりますが、角度そのものを狭めるというよりはテンプルにアールをつけることによって狭める感じです。(上図赤字のところ)また、右テンプルのほうがアールが強く、左テンプルのほうがややフラットな感じになることが多いです。


■おまけ(昔作った資料がありました。ご参考まで!)

・女性の頭の幅のピークが145から149ミリ
・男性のピークが155から159ミリ


大きいメガネの人はやはり頭の幅も広いですね。
ウスカルの場合は男女とも平均より小さめの顔の人が多い傾向みたいです。

そもそもの人数が少ないのですが、大体の傾向は分かると思います。

この資料を見ていただいてもわかるように、フレームのデフォルト設定でもう少し幅を広くしておいてもらうとフィッティングが楽なのにな、と思います。



続く